SBI証券での株の買い方や注意点、おすすめな理由を紹介
「SBI証券での取引っておすすめなの?」「SBI証券での証券取引方法を知りたい」などSBI証券について知りたいことや疑問点があるかと思います。
そのような方たちに向けてこの記事では、SBI証券で投資を始める方法についてご紹介していきます。この記事を読めば、SBI証券での口座開設方法はもちろん、取引の注意点など実践的なことについても学べます。
SBI証券とは?
SBI証券は、SBIホールディングスグループの一員であるSBI証券株式会社が運営するオンライン証券会社です。SBI証券は、株式、債券、投資信託、先物・オプション、FXなどの金融商品を取り扱っており、個人投資家を中心に幅広い層から利用されています。
SBI証券は、取引手数料が安く、オンラインで簡単に取引ができることが特徴です。また、投資情報や取引ツール、セミナーなどの充実したサポートも提供しており、初心者から上級者まで幅広く利用できる証券会社として知られています。
SBI証券は、日本の主要な証券会社の1つであり、金融庁からの許認可を得て、信頼性が高いとされています。また、海外市場への投資にも力を入れており、世界各地の株式やETF、投資信託などの取り扱いがあります。
SBI証券では、投資家のニーズに応じた多様な口座タイプが用意されています。例えば、株式や投資信託の取引がメインの一般口座や、投資信託などを積極的に活用する人に向けた投資信託専用口座などがあります。また、外国人向けの口座も用意されています。
SBI証券では、投資初心者向けのサポートも充実しています。投資の基礎知識や投資手法について学べるオンラインセミナーや、投資顧問サービスなども提供されています。
特徴①業界屈指の格安手数料で利用可能
SBI証券の手数料は、業界平均よりも低い水準に設定されています。以下に、SBI証券と業界平均の手数料を比較した一例を示します。
【株式取引手数料(税別)】
- SBI証券:1,000円
- 業界平均:1,500円〜2,000円程度
【投資信託の信託報酬率】
- SBI証券:最低0.15%(一部の投資信託は無料)
- 業界平均:最低0.3%程度
【FX取引手数料(片道)】
- SBI証券:0円〜
- 業界平均:約1,000円程度
なお、手数料は金融商品や取引の種類、取引回数などによって異なるため、詳細についてはSBI証券のウェブサイトを確認することをおすすめします。また、業界平均はあくまでも目安です。
特徴②取引に応じてポイントが貯まる!使える!
SBI証券では、取引に応じてポイントが貯まる「SBI証券ポイントプログラム」を実施しています。以下に、ポイントプログラムの概要を示します。
【ポイントの貯め方】
・株式取引:取引金額の0.3%(最大3,000ポイント/取引)
・投資信託:取引金額の0.2%(最大2,000ポイント/取引)
・FX取引:取引高の0.3%(最大3,000ポイント/取引)
【ポイントの使い方】
貯めたポイントは、以下のような方法で使うことができます。
・取引手数料の割引
・投資信託の購入手数料の割引
・各種コンテンツへのアクセス権の獲得
【有効期限】
ポイントは、獲得から2年間が有効期限です。
SBI証券ポイントプログラムは、他の証券会社に比べてもポイント還元率が高く、またポイントの使い道も多彩であることが特徴です。
特徴③業界屈指のラインナップ
SBI証券の商品ラインナップの数については、千本以上の投資信託を取り扱っており、多岐にわたる金融商品を取り扱っています。具体的には、以下のような商品があります。
- 株式
- 投資信託
- ETF
- 先物・オプション
- FX
- 国内債券
- 海外株式・ETF
- 外貨建て債券
- 新興国株式
- コモディティ(商品)
SBI証券は、数多くの金融商品を取り扱っているため、投資家が自分に合った商品を選びやすくなっています。また、投資信託に関しては、人気の高い商品からニッチな商品まで幅広く取り揃えており、様々な投資スタイルに対応しています。
SBI証券の買い方
SBI証券で株を購入する場合、すぐには購入することはできません。購入するための準備が必要になります。事前準備は以下のようになります。
SBI証券の口座を開設する
SBI証券の口座開設は以下の手順で行うことができます。
- SBI証券の公式ウェブサイトにアクセス
- 「口座開設」をクリック
- 必要事項を入力し、本人確認書類を提出します。提出できる書類は、パスポート、運転免許証、マイナンバーカードなど
- 口座開設申込書を確認し送信
開設した口座に購入資金を入金する
SBI証券に口座を開設したら、購入するための資金を入金する必要があります。以下は、SBI証券に口座を開設し、購入資金を入金する方法です。
- SBI証券のホームページにログイン
- ログイン後、画面右上の「入出金」をクリックして、次に「入金」をクリック
- 入金方法の選択
- 入金方法を選択。選択肢には、クレジットカード、銀行振り込み、ネットバンキングなどがあります。入金手数料は、入金方法によって異なります
- 入金金額を入力。入金可能な最低金額や最大金額は、入金画面に表示されます
- 入金先の銀行口座を指定。口座情報は、入金画面に表示されます。指定された口座に入金してください
- 入金依頼を送信。入金依頼が正常に送信されると、SBI証券からメールで確認が届きます
- 入金依頼が完了すると、数日後に入金が反映されます。入金後は、購入したい銘柄を選択して購入注文を出すことができます
なお、SBI証券の口座開設や入出金に対応している銀行やネット銀行は以下の通りです。
■ 銀行
・三菱UFJ銀行
・三井住友銀行
・みずほ銀行
・りそな銀行
・三菱UFJ信託銀行
■ ネット銀行
・楽天銀行
・ゆうちょ銀行
SBI証券の買い方について徹底解説
SBI証券の購入する際にスマートフォンとパソコンを使用した購入方法について解説していきます。
SBI証券スマホアプリで株を注文・購入方法
4つのステップで株式を購入する流れについて紹介していきます。電波とスマホさえあれば、どこでも取引が可能です。
STEP1:マイページにログインして国内株式を選択
まずは、スマホにインストールされたSBI証券のアプリを起動し、口座番号とパスワードを入力してログインします。画面下部にある「取引メニュー」をタップし、「国内株式」を選択します。
STEP2:検索画面にて銘柄、銘柄コードを入力
銘柄名やコードを入力して検索し、欲しい株式を選択します。
STEP3:預かり区分、注文株数、方法、期間を選択する
銘柄を選択したら、画面下部にある「買い」または「売り」をタップして、注文情報を入力します。取引株数や注文方法、期間、預かり区分などの情報を入力します。
注文情報を入力したら、内容を確認し、問題がなければ「注文」ボタンをタップします。
STEP4:取引パスワードを入力し、注文発注で購入完了
注文を確定する前に、取引パスワードを入力して認証します。
取引パスワードが正しければ、注文が完了します。注文が成立すると、注文状況や株価の変動を確認することができます。
SBI証券PCで株を注文・購入方法
PCで株式を購入する方法についてご紹介していきます。スマホよりも細かい設定ができるので、ぜひ参考にしてみてください。
STEP1:マイページにログインして国内株式を選択
まず、SBI証券のホームページにアクセスし、右上のログインボタンをクリックして、ログイン画面に進みます。マイページにログインしていない場合は、口座番号とパスワードでログインしてください。マイページにログインしたら、「国内株式」を選択します。
STEP2:銘柄名、銘柄コードを入力し検索
検索画面にて銘柄名、または銘柄コードを入力し検索します。
STEP3:取引株数、注文方法、期間、預かり区分を選択
検索結果画面にて、預かり区分(信用、現物)、注文株数、注文方法(成行、指値、逆指値など)、注文期間(当日、指定日付、継続)を選択します。
STEP4:取引パスワードを入力して、注文発注で完了
取引パスワードを入力し、「注文内容確認画面」で注文を確定します。この時点で注文が完了します。PCの方が細かい設定などが簡単にできます。
SBI証券が初心者に向いている理由3選
SBI証券が初心者に向いている理由は、口座開設が簡単で手数料が比較的安価なことや、投資情報が豊富でわかりやすく提供されていること、取引ツールが使いやすく直感的であることなどが挙げられます。
また、NISAやiDeCoなどの特別口座にも対応しているため、長期的な資産形成にも適しています。
初心者でも利用しやすい無料の仮想取引も提供しており、投資の初歩から学べて初心者でも安心して利用できる証券会社といえます。
理由1:圧倒的な手数料の安さ
SBI証券の手数料が低いため、投資初心者でも手軽に株式投資ができます。具体的なSBIの手数料は下記になります。
取引額 | 手数料 |
10万円 | 99円 |
50万円 | 275円 |
300万円 | 1,013円 |
たとえば、acカブコム証券の場合300万円の取引では手数料が3,069円かかります。それと比べたら1/3の価格なので手数料が安いです。
また、米国株や中国株など海外株式にも投資できるため、多様な投資対象があります。
理由2:NISAやiDeCoにも対応
NISAについては、SBI証券での口座開設手続きを行うことで、口座にNISA枠を設定することができます。NISA枠は、毎年120万円まで非課税で投資ができる枠であり、20年間の非課税期間を有効に活用することができます。
iDeCoについては、SBI証券でのiDeCo口座開設が可能です。iDeCoは、個人型確定拠出年金の略称であり、自分自身で加入した年金制度です。SBI証券では、iDeCoの運用資産として、国内株式、海外株式、債券、投資信託、ETF、投資型不動産証券(REITs)などの金融商品を取り扱っています。
SBI証券は、NISAやiDeCoに対応した金融商品を豊富に取り揃えているため、初心者でも手軽に始められるという点が魅力的です。
理由3:取引ツールが使いやすい
取引ツールのインターフェースは、シンプルで分かりやすくなっており、初心者でも使いやすいデザインです。
また、SBI証券の取引ツールでは、市場価格での成行注文や指値注文、逆指値注文、IFD注文、OCO注文、トレーリングストップ注文など、多彩な注文方法が使えます。
チャート分析においてもSBI証券の取引ツールには、株価チャート分析ツールが搭載されており、投資判断を行う上での重要な情報を提供しています。また、企業情報やニュースなど、様々な情報を取り扱っており、トレーダーに必要な情報を提供しています。
以上のように、SBI証券の取引ツールは初心者でも使いやすいデザインになっており、多彩な注文方法やチャート分析ツールなど、トレーダーに必要な機能を提供しています。
SBI証券で株を買うときの注意点
SBI証券で株を買う際の注意点として、取引前にしっかりと株価の情報を確認し、十分な調査と分析を行うことが大切です。
また、注文を出す際は、取引単価や注文タイプなどの細かい設定にも注意し、約定後の取り消しができないことを覚えておく必要があります。さらに、マーケットの流れやトレンドに敏感になり、常に市況を見守るようにすることが重要です。
約定すると注文を取り消すことができない
注文を出す際には、注文内容や金額を再度確認するようにしましょう。誤った注文をしてしまうと取り消しや修正ができず、思わぬ損失を被ることになります。
成行注文&指値注文の違いを理解しよう
株式投資において、注文方法には「成行注文」と「指値注文」の2種類があります。
成行注文とは、その時の市場相場に従って、最高買値または最低売値で注文を約定する注文方法です。約定保証がなく、市場価格の急変によって注文が約定される価格が大きく変動する可能性があります。
一方、指値注文は、投資家が指定した売買価格で注文が約定する方法です。指定された価格で約定しない限り、注文は取り消されます。指値注文は、約定保証があり、指定した価格で取引が行われるため、市場価格の急変によって注文が約定される価格が大きく変動するリスクを回避することができます。
株式投資においては、成行注文は急激な相場変動時に利用することが多く、指値注文は安定した相場で利用することが多いです。また、投資家の投資スタイルによっても異なるため、自身の投資スタイルに合った注文方法を選ぶことが重要です。
まとめ
SBI証券は、低コストで手軽に株式投資を始めることができる証券会社です。
手数料が業界最低水準であり、ポイント還元制度も充実しています。商品ラインナップも豊富で、国内株式や投資信託、外国株式など様々な商品を取り扱っています。
また口座開設もスムーズで、取引ツールも使いやすいため、初心者にもおすすめです。ただし、株式投資にはリスクがあるため、投資を始める前に十分な知識を身につけることが大切です。
また、注文を出す際には、成行注文と指値注文の違いを理解し、注意深く取引を行うことが重要です。