下落相場はベアETFで稼ごう!テック株が下がるならTECSで爆益!
21年11月ごろから米国株は爆下げですね。僕もかなりやられました!
ナスダックは3月7日に、5月21日に直近高値から20%下落しベアマーケット(弱気相場)には入りました。
そんな時は現金化して耐えるほかないのでしょうか?
ベアラリーで反発を取れるかもわからないし,買い持ちはしたくない。。。
そんな時にはベアETF!
ベアETFとは、ある指数に連動して逆方向に値が動くように運用されるETFです
S&P500(黒線)が上に行くと同じ方向に連動する3倍ブルETF(SPXL=青線)は上に行っていて、逆方向に連動する3倍ベアETF(SPXS =オレンジ線)は下向きに動いています。
逆にS&P500(黒線)が下に行く2020年3月ごろは3倍ブルETF(SPXL=青線)は大きく下げて、逆方向に連動する3倍ベアETF(SPXS =オレンジ線)は上昇しています。
下げ相場ではベアETFを買えば爆益です!
ただし一律に全セクターが下げる訳ではありませんし、今回のベアマーケットでも石油セクターやタンカー株は上がっていましたよね
地合いにあったベアETFを選ぶため代表的なベアETFを見てみましょう!
- TECS
- Direxion デイリー テクノロジー株 ベア 3倍 ETF
- テクノロジー・セレクト・セクター指数の運用実績の反対方向の300%の投資成果を目指し運用する。
- FAZ
- Direxion デイリー米国金融株ベア3倍 ETF
- ラッセル1000金融株指数の値動きの反対方向の300%のパフォーマンスに連動した成果を目指す。
- LABD
- Direxion デイリー S&Pバイオテック株 ベア3倍ETF
- S&P バイオテクノロジー セレクト インダストリー指数のインバースの300%のパフォーマンスに連動した投資成果をあげることを目指す。
- SPXS
- Direxion デイリーS&P500ベア3倍 ETF
- S&P500インデックスの値動きの反対方向の300%のパフォーマンスに連動した成果を目指す。
これ以外にもたくさんベアETFはありますので,ご自身の証券会社で売買できる銘柄を探してみてください!
利上げでハイバリュエーションのテック株が死んでいるので今買うとしたらTECSが良さそうですね
買う前にこれらのETFがどの銘柄に連動しているのかを必ず調べましょう
自分がテックだと思っていた株で,も、そのETFが対象とする指数に入っていなかったり,構成比率が低いと値動きが全然違うなんてこともあり得ます
TECSの構成銘柄
TECSの構成銘柄を調べても実は全く出てきません。TECSはテクノロジー・セレクト・セクター指数と逆の動きをするわけなのでテクノロジー・セレクト・セクター指数の構成銘柄を調べないといけないんです。ベアETFの面倒さはこの辺りで感じます。
アップル,マイクロソフトで半数ですね。テックってそれだけ?っていう感じを受けましたが、これが実態です。GoogleやNetflix、Amazonあたりが出てくるかと思いきや。これが構成銘柄を調べる意味です。Appleやマイクロソフトが下がると思ったらTECSは買いだと考えるべきです。
AmazonやSNAPが入っていたらもっとTECSを買い増したいところですが、悩ましいですね。もう下げきったかもしれないという恐怖との戦いです。
また忘れてはいけないのはS&P500は基本右肩上がりで成長するということです。今は下がってもまた反転するのでベアETFは上がる前に売る必要があります。
ベアETFは積立やガチホには向きません!いつかは売るのだという意識を強く持って買いたいですね。
このベアマーケットはいつまで続くのでしょうか
売るタイミングを理解しておかないと含み益を現実損益にはできません!
僕がよく拝見しているKamadaさんのツイートによるとベアマーケットの期間は平均289日間だそうです。結構長いですね。また37%の下落とのことですからまだベアETFで稼げる幅はありそうです。今で20%だから残り17%その3倍ですから51%!取らぬ狸の皮算用ですが、今入ってもなんとかなりそうです。
ベアマーケットが続くと買い持ちの銘柄の含み益が減っていくので、ベアETFがそれをカバーしてもらえると嬉しいですね
もう一つポイントになるのは経費率です。ETFも投資信託ですから運用会社は資産総額に応じた利益を取ります。その割合を経費率といいます。100万ドルを運用していて経費率0.5%だった場合は5千ドルは年間の利益として運用会社が持っていきます。
要は年間0.5%分,投資家はマイナススタートだということです。売買手数料とは別にかかるコストです。株式ETFの単純平均経費率は0.49%、ファンド資産額で加重した平均経費率は0.20%です。ですがTECSの経費率は1%です。平均の倍!たしかに指数と逆でかつ3倍の動きなので複雑な操作が必要ですし、運用会社に多くのお金を払わなければいけないのは想像に難くありません。
フィデリティとかにインデックスETFだと0.05%の経費率なんてこともあるのでTECSは結構高いですね!
ボラティリティが高い局面じゃないと経費率に負けて稼げないこともあるかも!
今日はベアマーケットで稼げるETFとしてTECSをご紹介ししました。特殊な状況で稼ぐETFですので皆さんも使い方を間違えないようにして慎重に投資してください!ベアだと思っていても、一つのニュースで底打ち反転となる可能性もあります!投資は慎重に!